人を幸せにするジュエリー

「お金は需要ではない。お金は使えばそれで終わりだ。だが美しいものは必ず残る。」

今回は今からの季節にオススメのインディアンジュエリー

サントドミンゴ族カルビンロバトのご紹介です。

これはサントドミンゴ族のカルビン・ロバトの言葉です。サントドミンゴ族は、ヒシネックレスで有名な部族です。石や貝などの素材をカットしビーズにしたものを繋げて作ったネックレスをヒシネックレスと言います。

カルビンは全てのビーズを一から自分で製作するところから始めます。素材も多種多様、ターコイズはもちろんのこと、ジェットやサンゴ、サーペンタインなどの天然石や様々な種類の貝を使用します。これらを薄い四角形に、慎重にカットします。彼は絶対に妥協をしません。彼の作品に使われるビーズは全て平行にカットされています。その後四角い状態のビーズに穴をあけ、ワイヤーに通します。丸く滑らかなビーズになるまで、カルビンが納得いく最高の状態になるまで、何度も何度も削ります。その中で、傷がついたビーズを絶対に使わず、少しでもビーズに傷がつくと手前までのビーズを全てワイヤーからはずし、傷ついたものだけを取り除きます。ビーズに傷がつくたびに、これを何度も繰り返し、完璧な状態のものだけが彼のネックレスに使われるのです。

彼が自然の中で発見した配色、サントドミンゴの四季の中で感じてきた色の移り変わり。目に映る全てのものから色彩のヒントを得ている、というカルビン。

カルビンは決して急ぎません。これが特別なものだということは見てもらえれば必ず理解してもらえる、そう信じているからです。決して焦らず、贅沢すぎるほどの手間と時間をかけて、作品を作りあげます。

2009年のお話ですが、マライカの駐在員が、リアルにカルビンからこんな宝物のような言葉をもらう事が出来たそうです。

日本であなたの作品を身に付けることになる人達にメッセージを届けたいとリクエストしたら・・・     「こういう人間がいたということを覚えておいて欲しい。たとえ悲しいときでも、あなたの心が軽くなりますように。身に付けるたびに嬉しさや喜びを思い出せますように。その為に美しいものを生み出そうと努力した人間がいた事を。あなたの幸せを願った人間がいたという事を。」

これを目にしたとき、私自身もカルビンの作品をすでに愛用してましたが、もう一回よく見て触り想像し、感じました。インディアンジュエリーの「人を幸せにするジュエリーを・・・」

今夏、新しくカルビンロバトの作品も入荷しました。ぜひ一度お店にて彼の作品を見にいらして下さい。