いまアフリカが、よりアツい!!

今年の夏はアフリカものが来る??と・・・

お客様より小耳にはさみました博多店です。

と、言うことで・・・本日はアフリカトレードビーズについてご紹介したいと思います。

現在アフリカ各地で見られるガラスのトンボ玉の多くは、トレードビーズと呼ばれ、今から500年前ごろから、イタリアがアフリカとの交易のために作ったものです。

それまで地中海貿易の覇者だったベネチアは、喜望峰を廻る交易ルートの開拓で窮地に立たされます。そのためベネチアはアフリカとの交易に力を入れることにしました。美しいトンボ玉は、アフリカの人たちを魅了し、象牙などアフリカの産物と交換されました。

そして交易品の中には奴隷も含まれていたそうです。美しいビーズ玉と売られていった数多くの人たちがいたわけです。                         美しい玉の裏側には、ベネチアの栄枯盛衰と、アフリカから奴隷となって送り出された多くの人たちの悲劇が隠されています。初めてそれらを知ってから私は、単純かもしれませんがこのことを皆さまにお伝えしていき、お店のトレードビーズを大切に大切に感じていこうと思いました。